素晴らしいものの数々

ダイソン掃除機


DC26 turbinehead complete
 
デザイン、性能、サイズ、揃ってスグレモノです。
(掃除機にデザイン性を求めるのはオカシイでしょうか)
 
さて、本体右前に見えるサメのえらみたいなのが排気口で、排気ができるだけ床に向いて吹き出ないようになっています。
何のことかと思うかもしれませんが、床のホコリが排気で舞い上がるのを抑えようとしているワケです。
 
ということは、排気を顔に浴びたりすることがあるワケですが、まぁ、dysonの言うことを信じると排気の方がフツーの空気よりもキレイなので、、、。
 
DC26は、日本向けにサイズをコンパクトにしたモデルです。
サイズはフツーの掃除機と比べ2/3程ですが、動作音は2倍くらい大きく、「弱」にして同じくらいになります。
 
 
で、あれから6年が経ちました。
吸引力に変わりはありません。ま、モータが少しずつ弱ってきているのかも知れませんが体感はゼロです。
 
最初にこの記事を書いた時に使っていたwebサイト作成ツール環境の都合で文章を削っていましたが、dysonの掃除機は他社に比べてワット数が低い設計になっています。(一般的に600W前半〜後半、dysonはその半分未満くらい)吸引ヘッドの下面と床の隙間を非常に狭く取っているので、結果的に強力な吸引力を造り出し、目に見えないような細かい埃も吸い上げるようになっているみたいです。
 
つまり、ヘッドと床の隙間に入らない大きいゴミは吸わないということになります。隙間に入らない程度の小さなビニールの切れ端や紙の切れ端ならヘッドを持ち上げれば吸い込んでくれますが、ビーズみたいな硬いものはブラシが弾いてしまってなかなか吸い込んではくれません。そういうのも全部吸い込んでくれる掃除機でないと我慢ができない人にはオススメできませんね。
 
 
さて、我が家のDC26はモーターヘッドではありませんので、空気を吸い込む力でブラシを回転させています。その、空気吸い込み口が、写真中央辺りの丸い所。当然、ここにも細かい埃が纏わり付いて目詰まりを起こすようになります。ひどくなるとこの丸い所が「切る」の方向へ吸引力で引っ込んでブラシの回転が止まって、フィルタの掃除を促すようになっています。

 
 
ま、フィルタの掃除といっても、指でくるっと撫でるだけで細かい綿ぼこりがするっと取れるので簡単です。たったこれだけの作業でブラシの回転があっさりと元に戻ります。
 
回転ブラシは、コイン1枚で簡単に引き出すことができます。ブラシに巻き付いた髪の毛や糸くずを外すのはそれなりの手間が掛かりますが、ヤンなっちゃうレベルではありません。

 
 
一方、ヤンなっちゃうのはコードリールです。コンベックスのように勢いよく収納する他社のものと違い、新品の頃からあまり強力ではありませんし、かなり早い時期からボタンを押すだけでは最終まで巻き終わらない状況になりました。このへんは、コードリールが強力すぎて弾けたプラグの先端が顔や目に当たる危険性を考えているのかもしれません。

 
どうでもいい細かいことが気になるワタシの捻くれた性格には合ってない気がしますが、掃除機本来の機能とは直接関係ない部分なので客観的には問題なしでしょう。
 
というわけで、今でも買って良かった満足感は続いています。
 
 

(2009.06.28)(2015.07.27追記)